【シンガポールで子育て】救急外来に行くときに押さえておきたいポイント
- Beppu Miyako
- 2024年9月19日
- 読了時間: 4分
更新日:1月20日
夜中や週末に、子どもが突然ケガや病気をして、初めて救急外来に連れて行かなければいけなくなった時、焦ったり不安になってしまったりしますよね。もし大人が自分一人しかいないなんてときは特に!
悲しいことに私の子どもはシンガポールで何度も救急外来に行くことがあったので、今回はその経験も踏まえて、シンガポールで救急外来に行くときに押さえておくと良いと思うポイント3つをご紹介します。
シンガポールで救急外来に行くときに押さえておきたいポイント
①平常時に救急外来のある病院と自宅からの経路を把握しておく

シンガポールには24時間対応の救急外来のある中核病院が島内に10以上あります。(参照:カテゴリ>「病院」)
夜中や週末、一人で子どもを急いで連れて行く場合を想定したシミュレーションをしておくと安心です。
例えば、救急外来の入り口を把握しておく、タクシーもしくは他の方法で行く場合のそれぞれ所要時間を把握しておく、などです。
私も経験があるのですが、子どもが苦しそうで一刻も早く病院に連れて行きたい状況だと、タクシーを呼ぶだけでも手が震えてしまったり、他にも小さい子どもがいて連れて行かなければいけなかったりするとその準備にさらに焦ってしまいます。
できれば一度救急外来を訪れておくと、実際に一人で子どもを連れて行くときでも落ち着いて行動することができるのでおすすめです。
②緊急度を正しく把握してもらえるよう、何を伝えたらいいか考えておく

救急外来に着くと、受付で子どもがどのような状態かを簡単に伝えます。患者さんの状態に応じて診察の順番が変わるので、子どもが今すぐ治療を受ける必要があると感じている場合はそれを英語で伝えられるよう、病院に向かう間に考えておいたり、英語を調べておくと安心です。
特に:
症状(○○の部分に痛みがある、呼吸ができない、腕が動かない、など)
いつからその症状があるか
考えられる原因・症状が引き起こされたときの状況
を伝えられると良いと思います。
③専門医や検査スタッフが到着するまで待つ場合があることを想定しておく

夜中や週末などの診療で専門医や検査スタッフがその病院にいない場合、救急外来の看護師や医師が一次対応を行い、その後の治療は専門医の到着を待つことがあります。
私の経験ですが、子どもが火傷をして水ぶくれになった際、シンガポールでは治療の専門化が進んでいるためか、水ぶくれの処置は整形外科でしかできないと言われ、他の病院から整形外科医が来るまで1時間ほど待ったことがありました。日本では子どものケガや病気のほとんどを小児科医が診てくれたので、水ぶくれの処置に専門医が必要だということに驚きました。
治療を受けるまで、病気やケガをした子どもをあやしながら待たなければならないことや、他に連れている子どもがいる場合、その子どもの時間つぶしも必要になることを事前に知っていると、少し心に余裕を持ちながら待つことができるかもしれません。
また、専門医にかかると治療費が高くなるため、子どもの健康保険が専門医もカバーするかどうかを事前に理解しておくと安心です。
【まとめ】救急外来を受診する場合のポイントを事前に知っておくと、万が一の時に安心
子どものケガや病気は本当につらいものですよね。特に子どもが小さいときには、頻繁にケガや病気をするため、ママやパパも疲れてしまうことがあるかもしれません。
心配しすぎるのも良くありませんが、最低限の緊急事態のシミュレーションをしておくと、いざというときに落ち着いて行動することができます。
皆さんは救急外来を受診して、事前に知っておきたかったことや準備しておけばよかったと思ったことがありますか?よろしければコメント欄で教えてください。きっと他の方の役に立つと思います!
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